2013年03月28日
保険貧乏って何・・・
本日の日本経済新聞WEB版に保険貧乏と題する記事が掲載されていました。
要は、保険の本日を見極めて、必要な保険に加入することが大事なことのようです。
読めば読むほど・・・なるほどと思える内容でしたので、原文で紹介させていただきます。
保険選びのご参考にしてください。
日本経済新聞社は「ニッポン金融力会議」プロジェクトの一環として、日経マネー誌などの協力を基に「家計と資産セミナー第7回 保険貧乏にならないための3つの鉄則」と題したセミナーを開いた。講師は保険コンサルタントの後田亨氏。大手生命保険会社の出身者ならではの知識と経験から、保険業界・保険商品の実態と保険見直しの必要性についてバッサバッサと斬っていった。
Q.日本人が保険に入っている状況をどう見るか。
日本人は世界人口の2%にもかかわらず、支払保険料は17%を占めている。世帯加入率も9割近い。『保険貧乏』にならないためには、保険は長く入らない、広く入らないこと。保険会社の従業員が入っているのは会社の団体保険。現役時代だけ掛け捨ての保険に入るのが正解ということだ。
■保険料、多くは手数料に回る
Q。老後不安が大きい日本。保険に入れば安心感が得られるが。
安心のための対価として妥当なのかが問題だ。1社だけ開示している保険料の内訳は、会社の諸経費が全体の20~30%程度。大手では実に50%程度と試算できる保険もある。保険金の支払いに充てられるのはその残りだ。投資信託では諸手数料を明示しているのに対し、保険は情報開示が遅れているといえる。
そもそも、老後の入院・介護など、誰にでも起こりがちなことに保険は向いていない。身近に感じる不安の数だけ保険に入るのは間違いだ。
Q.個人はどのような心構えで保険に臨めばよいのか。
例えば、「お客さんのことをずっと面倒見ます」と言う営業担当者は当てにならないと思った方がよい。営業部門は、毎年、採用者数と退社する者の数が同じくらい、という世界。担当者がいなくても、内容が把握できて、保険金請求時などに困らないような契約が望ましい。
私の営業経験から言うと、商品設計でなく担当者の人柄で判断するお客には売り込みやすい。また本業で成功している人には、ご自身の予断に自信を持っていて、話を合わせるだけで大金を使ってくれることもあった。予断や思い込みは禁物だと思う。
■適正な保険料は検証できない
Q.ではどのように不安に対応すればよいのか。
保険料負担を抑え、貯蓄を殖やすことだ。保険の基本は掛け捨てであり、元本保証や戻ってくるおカネに期待しては駄目だ。
保険料が適当な金額かどうかを検証するすべはない。もともと個人が不安を抱えるのは当たり前。むしろ、透明性に欠ける金融商品を購入して安心することに疑問を持った方がよいのではないだろうか。
Q.売れ筋保険商品の「外貨建て終身保険」はどう見ればよいか。
外貨建て終身保険は将来の保険金支払いのために保険料の相当部分を積み立てていく仕組みになっている。積み立て部分に適用される利率が2~4%程度と円建てに比べ高い。ただし為替リスクもあるし、販売手数料が高いのはあらかじめ確定しているマイナス要因。資産運用には向かないといえるだろう。
Q.保険金として支払いを受けなかった分の保険料が70歳で戻ってくる医療保険も人気だが。
まず若い世代にとって遠い将来までの保障を買うのはリスクがある。例えば30歳の人が40年後に受け取る保険金に、今と同じ価値があるのかは分からない。
人気商品は70歳までに入院給付金などの支払いを受けた場合、それを差し引いた金額が受け取れるもの。逆に言えば70歳までの医療保障は自腹で払うことになる。
Q.日本人はがんによる死亡が多い。がん保険への加入についてはどう考えるか。
がんは遺伝(家系)によるものは5%程度であり、影響が大きいのは食事であるといわれている。高齢での罹患には貯蓄で備える方がよいと思う。がん保険が有用なのは、罹患率が低い若年層が貯蓄が殖えるまでの期間に限定して利用する場合だと考える。
【日本経済新聞WEB版2013/3/28】
いかがでしたでしょうか・・・
保険と貯蓄の2面性で考えることは確かに重要なポイントかもしれません。
死亡や病気へのリスクをどのように考えるか・・・でしょう・・・
私自身は、掛け捨て保険に抵抗があるものの、終身で定期特約を付けているものに入っています。
何のなければ、掛け捨てかと思いつつ、子どもの事をかんがえると、万が一に備え、定期特約は60歳までは外せないなと感じています。
最低の保障はいくらにするか・・・
やはり、ライフプランをつくりながら、考えた方がよさそうです・・・
毎回、毎回、くどいようですが・・・
まずは・・・ライフプランを練ってみましょう・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索)
要は、保険の本日を見極めて、必要な保険に加入することが大事なことのようです。
読めば読むほど・・・なるほどと思える内容でしたので、原文で紹介させていただきます。
保険選びのご参考にしてください。
日本経済新聞社は「ニッポン金融力会議」プロジェクトの一環として、日経マネー誌などの協力を基に「家計と資産セミナー第7回 保険貧乏にならないための3つの鉄則」と題したセミナーを開いた。講師は保険コンサルタントの後田亨氏。大手生命保険会社の出身者ならではの知識と経験から、保険業界・保険商品の実態と保険見直しの必要性についてバッサバッサと斬っていった。
Q.日本人が保険に入っている状況をどう見るか。
日本人は世界人口の2%にもかかわらず、支払保険料は17%を占めている。世帯加入率も9割近い。『保険貧乏』にならないためには、保険は長く入らない、広く入らないこと。保険会社の従業員が入っているのは会社の団体保険。現役時代だけ掛け捨ての保険に入るのが正解ということだ。
■保険料、多くは手数料に回る
Q。老後不安が大きい日本。保険に入れば安心感が得られるが。
安心のための対価として妥当なのかが問題だ。1社だけ開示している保険料の内訳は、会社の諸経費が全体の20~30%程度。大手では実に50%程度と試算できる保険もある。保険金の支払いに充てられるのはその残りだ。投資信託では諸手数料を明示しているのに対し、保険は情報開示が遅れているといえる。
そもそも、老後の入院・介護など、誰にでも起こりがちなことに保険は向いていない。身近に感じる不安の数だけ保険に入るのは間違いだ。
Q.個人はどのような心構えで保険に臨めばよいのか。
例えば、「お客さんのことをずっと面倒見ます」と言う営業担当者は当てにならないと思った方がよい。営業部門は、毎年、採用者数と退社する者の数が同じくらい、という世界。担当者がいなくても、内容が把握できて、保険金請求時などに困らないような契約が望ましい。
私の営業経験から言うと、商品設計でなく担当者の人柄で判断するお客には売り込みやすい。また本業で成功している人には、ご自身の予断に自信を持っていて、話を合わせるだけで大金を使ってくれることもあった。予断や思い込みは禁物だと思う。
■適正な保険料は検証できない
Q.ではどのように不安に対応すればよいのか。
保険料負担を抑え、貯蓄を殖やすことだ。保険の基本は掛け捨てであり、元本保証や戻ってくるおカネに期待しては駄目だ。
保険料が適当な金額かどうかを検証するすべはない。もともと個人が不安を抱えるのは当たり前。むしろ、透明性に欠ける金融商品を購入して安心することに疑問を持った方がよいのではないだろうか。
Q.売れ筋保険商品の「外貨建て終身保険」はどう見ればよいか。
外貨建て終身保険は将来の保険金支払いのために保険料の相当部分を積み立てていく仕組みになっている。積み立て部分に適用される利率が2~4%程度と円建てに比べ高い。ただし為替リスクもあるし、販売手数料が高いのはあらかじめ確定しているマイナス要因。資産運用には向かないといえるだろう。
Q.保険金として支払いを受けなかった分の保険料が70歳で戻ってくる医療保険も人気だが。
まず若い世代にとって遠い将来までの保障を買うのはリスクがある。例えば30歳の人が40年後に受け取る保険金に、今と同じ価値があるのかは分からない。
人気商品は70歳までに入院給付金などの支払いを受けた場合、それを差し引いた金額が受け取れるもの。逆に言えば70歳までの医療保障は自腹で払うことになる。
Q.日本人はがんによる死亡が多い。がん保険への加入についてはどう考えるか。
がんは遺伝(家系)によるものは5%程度であり、影響が大きいのは食事であるといわれている。高齢での罹患には貯蓄で備える方がよいと思う。がん保険が有用なのは、罹患率が低い若年層が貯蓄が殖えるまでの期間に限定して利用する場合だと考える。
【日本経済新聞WEB版2013/3/28】
いかがでしたでしょうか・・・
保険と貯蓄の2面性で考えることは確かに重要なポイントかもしれません。
死亡や病気へのリスクをどのように考えるか・・・でしょう・・・
私自身は、掛け捨て保険に抵抗があるものの、終身で定期特約を付けているものに入っています。
何のなければ、掛け捨てかと思いつつ、子どもの事をかんがえると、万が一に備え、定期特約は60歳までは外せないなと感じています。
最低の保障はいくらにするか・・・
やはり、ライフプランをつくりながら、考えた方がよさそうです・・・
毎回、毎回、くどいようですが・・・
まずは・・・ライフプランを練ってみましょう・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
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『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索)
終活問題と終の棲家・・・
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相続対策の生前贈与のここ(定期贈与)に注意④・・・
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Posted by 荒木財産FP at 14:03│Comments(0)│FPのひとり言・・・
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