いま、シェアハウスが人気のようです。

完全なプライベートな環境よりも、人と接することができる空間を求めているということでしょうか・・・

家庭菜園で入居者同士で野菜を分けあうとか、一緒に食事を作ったりとか・・・広いリブングでみんなでくつろぐとか・・・昔は人との共同生活での煩わしさを嫌う傾向もありましたが、価値観が年代とともに変わってきているようです。

車を欲しがらない、住まいはシェアハウスでOK・・・

われわれ(昭和35年生まれ)の世代と比べ、物事を合理的に考えられる世代なのかなと感じます。

それこそ、われわれの若いころは・・・六本木のカローラといわれたBMWを筆頭に高級車や高級ブランド品を所持することこそがステータスと感じていたようなきがします。

失われた20年の引き換えに、しかっりとした若い世代が育ってきているのかもしれません。

ただ、これがいいのか、悪いのか・・・希望を持てない世代であるとも言えます。

結婚しない男性が増えてきているようです。

やはり、失われた20年から早く脱却して、少し浮かれ気味の世代が育つ世の中が、やっぱり、いいなと思います。

最後にシェアハウスの記事が日本経済新聞WEB版に掲載されていました。

参考に、原文のまま、紹介させていただきます。

最近注目されている「シェアハウス」。ある調査では、20~30代シングルの45%が「シェアハウスに興味あり」と回答(リクルート「SUUMO」調べ)一般には、「エコ&エコノミー」と言われるシェアハウス。では実際、「興味あり」とする20~30代女子は、どこに魅力を感じているのでしょう。

「いま、本気でシェアハウスに引っ越そうと思ってるんです」と話すのは、2012年に上京して通信系企業に就職、築15年のマンションで一人暮らしを始めたA子さん(20代前半)。

彼女が「住みたい」と憧れるのは、東京の下町・御徒町のシェアハウス「COURI006 Shin-Okachimachi」だ。

以前は1階が店舗、2~6階は住居とオフィスだったビルを1棟まるごとリノベーションしてできたシェアハウス。全22部屋とシェアハウスとしては中規模で、1階の引き戸を開け放った様子は、外からはオシャレな「オープンカフェ」にも見える。

なぜ彼女は、シェアハウスに憧れをもったのか。それは、「一人暮らしを始めて、光熱費とゴミの問題に驚いたから」だという。

いまA子さんが住むマンションは、約40平方メートル。平日の日中はほとんど家にいないため、光熱費は「安いものだろう」と思っていた、とのこと。

ところが引っ越して数ヵ月後、自動引き落としの電気・ガス・水道料金を合計して、驚いた。毎月8000円を超えていたのだ。

ゴミについても、意外な量の多さに“罪悪感”を感じるという。

ゴハン用に1週間分の材料を買っても、3分の1ぐらいは中途半端に余って捨てることになる。一人暮らしって本当にロスが多いし、なんだか悪いことをしてる気になって、ブルーになる」とA子さん。

そんなA子さんが憧れる「COURI006 Shin-Okachimachi」は、オープンカフェ風の1階部分がキッチン&ダイニングで、ユニークな調理器具がズラリと揃うのが特徴だ。

冷蔵庫や電子レンジはもちろん、ホームベーカリー、ヌードルマシーン、さらに石釜ロースターに至るまで、入居者どうしで共有できる。その明るく和やかな風景が、複数のサイト上で紹介されていたのだ。

「私、もともと大家族だから、みんなでワイワイ料理したり食べたりできる家のほうが、きっとホッとする。それに、家賃や光熱費、ゴミの量も抑えられるでしょ」とA子さん。「いま引越し資金をためてます」と、目を輝かせる。


一方、「家庭菜園って、やってみたいけど自分ひとりじゃ続かない。せっかく住むなら、菜園が付いたシェアハウスがいいなと思って」と話すのは、都内のレストランで“シェフ見習い中”の、B子さん(30代前半)。

彼女がある夜、ネットでアクセスしたのは、シェアハウス情報の大手ポータル「ひつじ不動産」のサイト。

そこには、東京・富士見台にあるシェアハウス(「DKハウス 東京・練馬」)が掲載されていた。「ベジタブルガーデンもあり、自分で育てた採りたて野菜も味わえます」の文字があった。

さらに別の記事には「(同ベジタブルガーデンで)トマトやしそを育ててます」とも書いてあった。それを見て、B子さんの想像は膨らんだ。

「シェアハウスの仲間と、オーガニックな野菜を育てて、一緒にパスタやサンドウィッチを作って食べる。そんなエコでヘルシーな生活に、憧れませんか?」とB子さん。


いまは本気で、「DKハウス 東京・練馬」へ引越しを検討中。別のシェアハウスに住むアルバイトの先輩から、「シェアハウスに住む心得」を教わり、“その日”に備えているという。

日本でシェアハウスの普及が始まったのは、2000年代の初めから。その後、若者の節約(エコノミー)志向や、東日本大震災以降高まった「つながり願望」によって、誰かとゆるくつながることができる点が人気を呼んできた。

欧米のルームシェアは通常、条件の合った人どうしがアパートの1室を借りる形式。他方、日本でいうシェアハウスは、初めから共同生活を前提に、オーナーが建物を改装し運営するため、居間や風呂などを居住者全員で共有することが多い。

そして最近は、A子さん、B子さんが言うキッチンや菜園(ガーデン)、さらにはフィットネスやシアタールーム、緑豊かなオープンテラスまで、居住者が自由に利用できるシェアハウスも増えてきた。

東京・世田谷の住宅街にある「シェアリーフ千歳烏山」もその一つ。「シェアリーフ(葉)」の名のとおり、中庭感覚のアプローチテラスやオープンテラスなど、屋内外のさまざまな場が“緑”で彩られているのが特徴だ。

同シェアハウスをはじめ、「シェアプレイス」と名付けたシェア型賃貸マンション12軒(2013年3月現在)を企画・運営する(株)リビタ(東京・渋谷)では、“ほどよくつながる”コミュニティスペースを重視。一つ屋根の下に住む仲間どうしが、緑あふれるテラスやガーデンをふらりと訪れ、目で挨拶を交わす。そんな「ゆるくエコなつながり」を提案している。

20~30代のシングル男女に聞いた、先のひつじ不動産の調査によると、シェアハウス入居者は20代前半から30代前半までが約8割を占め、男女比では女性が約6割に及んだという。

居住者どうしのルールづくりとその運用など、いくつか課題はあるが、新たな出会いや「エコ&エコノミー」といった胸躍るメリットも多いシェアハウス。この分野も、市場をリードするのは、賢く前向きなエコガールたちに違いない。
【日本経済新聞WEB版2013/4/3】

いかがでしたしょうでしょうか・・・

最近のトレンドは人との触れ合いのようです。

景気が悪くなると助け合いの精神が芽生えてくるものなのでしょうか・・・

一昔前の日本にあった温もり感を感じるお話でした。

生活の価値観と経済的負担のバランスが合致した方に大受けしているような感じを受けました。

この選択も・・・基本は、やはり・・・ライフプランの考え方で答えを導き出していると思います。

今の生活の出費に対する生活の満足感とシェアハウスで得られる経済的負担まで考えての満足感との比較であろうと思えてきます。

住宅の購入も同様で、新築に拘るのか、日当たりがいい、立地が良ければ中古でもいいと割り切るのか・・・

その選択は千差万別です。

何をいっているのか・・・纏まらなくなってきました。

とにもかくにも、シェアハウスの価値観が受け入れられているようです・・・



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