2013年07月03日
公的年金運用益大改善・・
昨日のWEB版に12年度の公的年金の運用益が11兆円であったとの記事が掲載されていました。
昨年11月からのアベノミクスの円安、株高効果によるもののようです。
年金財政については、常に不安がつきまとまっていましたが、一安心というところでしょうか・・・
年金財政の破綻なども思い描いていましたので、個人的には非常な朗報でした。
同記事の内容は以下の通りとなります。
公的年金の運用が大幅に改善している。国民年金と厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、2012年度の運用成績を発表した。運用益が11兆2222億円、運用利回りが10.23%と、いずれも過去最高だった。昨年11月からの円安・株高の影響で国内外の株式の評価額が膨らんだ格好だ。
GPIFは債券や株式に分散投資している。資産別に見ると、運用益は国内株式が3.3兆円、外国株式が3.8兆円と大幅な黒字になった。昨年11月から運用成績が急激に改善、今年1~3月だけで7.6兆円の運用益を出した。13年3月末時点の運用資産額は120兆4653億円で、前年に比べて6兆8541億円増加した。
厳しい年金財政にとっては朗報だ。団塊世代の大量退職などで毎年の収入だけでは年金給付がまかなえず、GPIFが積立金を取り崩して支払いに充てている。13年度まで5年連続で毎年度4兆~6兆円の取り崩しが実施される見通し。09年度に立てた想定では11年度末時点の積立金(時価ベース)が想定に比べ3.1兆円の赤字になっていた。運用結果を受け12年度末時点では「黒字に転換する」(厚生労働省)。
急激な円安・株高はGPIFにとって“想定外”だった。GPIFは規定の資産構成割合を定めており、限度を超えることを認めていない。実際の保有割合が一定以上離れると、保有する株や債券を売買して元の割合に戻す必要がある。昨年末以降に国内債券が下限を一時割り込み、半ば強制的に国内債券を5.9兆円購入していた。
GPIFは6月7日に運用の目安とする資産構成割合を変更。国内債券の比率を7ポイント引き下げ60%にしたほか、国内株式を1ポイント引き上げた。市場環境の実勢に合わせ、望まぬ売買を避けた形だ。
政府・与党内には一段の株式比率の引き上げを求める声がある。GPIFや公務員共済などの運用のあり方を見直す有識者会議が1日から始まった。GPIFの運用が低利回りの国内債券に偏り、株式などでの運用に消極的すぎるとの考えが背景にある。
菅義偉官房長官は2日、「(昨年末からの円安・株高が)年金財政の安定に大いに役立った」とアベノミクスの成果を強調した。今回の運用結果を受けて、株式や外国資産の買い増しを求める声が強まる可能性がある。
【日経WEB版2013/7/2 】
過去最高の運用成績だったようです。
円高、株安で今迄の投資環境がどん底であっただけに、その反動ともいえるものでしょうか・・・
投資比率は国内債券から株式にシフトすべしの声が有識者会議であがっているようです。
円安、株高は、非常に喜ばしいことですが、反面、国内債券の購入者が減っていくことにも繋がってきそうです。
国債価格と金利への影響が気になりますが、大胆な金融緩和で対応していくということでしょうか・・・
ここで、オリンピック開催が東京に決まれば、さらなる経済効果も期待できそうです。
オリンピックの開催地はいかなる結果となるでしょうか・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索)
昨年11月からのアベノミクスの円安、株高効果によるもののようです。
年金財政については、常に不安がつきまとまっていましたが、一安心というところでしょうか・・・
年金財政の破綻なども思い描いていましたので、個人的には非常な朗報でした。
同記事の内容は以下の通りとなります。
公的年金の運用が大幅に改善している。国民年金と厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、2012年度の運用成績を発表した。運用益が11兆2222億円、運用利回りが10.23%と、いずれも過去最高だった。昨年11月からの円安・株高の影響で国内外の株式の評価額が膨らんだ格好だ。
GPIFは債券や株式に分散投資している。資産別に見ると、運用益は国内株式が3.3兆円、外国株式が3.8兆円と大幅な黒字になった。昨年11月から運用成績が急激に改善、今年1~3月だけで7.6兆円の運用益を出した。13年3月末時点の運用資産額は120兆4653億円で、前年に比べて6兆8541億円増加した。
厳しい年金財政にとっては朗報だ。団塊世代の大量退職などで毎年の収入だけでは年金給付がまかなえず、GPIFが積立金を取り崩して支払いに充てている。13年度まで5年連続で毎年度4兆~6兆円の取り崩しが実施される見通し。09年度に立てた想定では11年度末時点の積立金(時価ベース)が想定に比べ3.1兆円の赤字になっていた。運用結果を受け12年度末時点では「黒字に転換する」(厚生労働省)。
急激な円安・株高はGPIFにとって“想定外”だった。GPIFは規定の資産構成割合を定めており、限度を超えることを認めていない。実際の保有割合が一定以上離れると、保有する株や債券を売買して元の割合に戻す必要がある。昨年末以降に国内債券が下限を一時割り込み、半ば強制的に国内債券を5.9兆円購入していた。
GPIFは6月7日に運用の目安とする資産構成割合を変更。国内債券の比率を7ポイント引き下げ60%にしたほか、国内株式を1ポイント引き上げた。市場環境の実勢に合わせ、望まぬ売買を避けた形だ。
政府・与党内には一段の株式比率の引き上げを求める声がある。GPIFや公務員共済などの運用のあり方を見直す有識者会議が1日から始まった。GPIFの運用が低利回りの国内債券に偏り、株式などでの運用に消極的すぎるとの考えが背景にある。
菅義偉官房長官は2日、「(昨年末からの円安・株高が)年金財政の安定に大いに役立った」とアベノミクスの成果を強調した。今回の運用結果を受けて、株式や外国資産の買い増しを求める声が強まる可能性がある。
【日経WEB版2013/7/2 】
過去最高の運用成績だったようです。
円高、株安で今迄の投資環境がどん底であっただけに、その反動ともいえるものでしょうか・・・
投資比率は国内債券から株式にシフトすべしの声が有識者会議であがっているようです。
円安、株高は、非常に喜ばしいことですが、反面、国内債券の購入者が減っていくことにも繋がってきそうです。
国債価格と金利への影響が気になりますが、大胆な金融緩和で対応していくということでしょうか・・・
ここで、オリンピック開催が東京に決まれば、さらなる経済効果も期待できそうです。
オリンピックの開催地はいかなる結果となるでしょうか・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索)
終活問題と終の棲家・・・
自宅併用賃貸住宅を建てる時には小規模宅地等の特例に注意!!
財産承継対策に不可欠な不動産相場の将来予測の難しさ・・・
相続対策の生前贈与のここ(定期贈与)に注意④・・・
相続対策の生前贈与のここ(みなし贈与)に注意③
相続対策の生前贈与のここに注意②
自宅併用賃貸住宅を建てる時には小規模宅地等の特例に注意!!
財産承継対策に不可欠な不動産相場の将来予測の難しさ・・・
相続対策の生前贈与のここ(定期贈与)に注意④・・・
相続対策の生前贈与のここ(みなし贈与)に注意③
相続対策の生前贈与のここに注意②
Posted by 荒木財産FP at 05:23│Comments(0)│FPのひとり言・・・
コメントフォーム