2013年07月03日
第一回日経相続フェアーの熱気・・・
先週の金曜日(6/28)と土曜日(6/29)に、第一回日経相続フェアーに行ってきました。
私が理事を務めている『日本相続士協会』でブースを出展させていただきましたので、無料相談と相続士資格の案内を配布させていただきました。
メインのセミナーが初日が伊藤元重東京大学教授、二日目が竹中平蔵慶応大学教授であったことや、主催者が日本経済新聞社ということもあり、多くの参加者の方で賑わった二日間となりました。
メインのセミナー以外でも、相続業界では署名な方達のセミナーもありましたので、終日、コンスタントに参加者の方が訪れていました。
あの賑わいぶりを見ますと、やはり、相続に関する皆さんの関心は高まっていると感じました。
2年後の相続税の基礎控除額の減額が、やはり気になっているのでしょう。
今のうちに、何か、対策を打っておいた方がいいのか、否か・・・
相続税は、かかってくるのか、否か・・・
子どもたちに財産はどうやって、分けてあげようか・・・
遺言は書こうか、否か・・・
等々、何をどうしていいのか、何から手をつけた方がいいのか・・・
考えあぐねているようです。
誰に相談すればいいのか・・・
税金がかかるのか否か・・・税理士の先生に相談するのは敷居が高すぎるし・・・
遺産分割についてアドバイスが欲しい・・・弁護士の先生に相談するほどでもないし、行政書士の先生は相続の専門家というわけでもないし・・・
納税資金対策で保険の営業の方に相談すると、強引に奨めてくるし・・・
納税資金対策で手持ちの不動産の売却を不動産会社の方に相談すると、一番条件のいい
土地を今すぐ現金で買いますと手付金をいきなりテーブルの上に差し出されるし・・・
本当は、条件の劣るものから捌いて欲しいのに・・・
等々、相続は遺産分割、納税、節税がその対策のメインとなりますが、これらの全てを、まとめて、相談に乗ってくれる人は意外に少ないものです。
大手生命保険会社の販売員向けの相続の勉強会に出席しましたが、肝心の相続税の課税価格の計算方法(主には土地の相続税評価額の計算)には触れませんでした。
いかにして、相続のための終身保険に誘導すべきかの内容が多かったような記憶です。
メインの不動産は長男に、そして手持ちの金融資産で長男受取人の生命保険に加入して、その保険金で他の兄弟に代償分割しましょう等々・・・
それは、それでいいのですが・・・
代償分割に必要な金額は、本来、相続税の課税価格をきちんと押さえる必要があります。
これから、土地の評価額を下げられるものは下げていく工夫をする(用途区分等)提案や余りにも立地条件の劣る不動産は近所の人に買ってもらえないか等の提案もしながら、最終的に加入すべき保険金額も見ていくべきでしょう。
営業の上手な人は、わかりやすく、優しい口調で、不動産をご長男に遺す遺言を書かれてご長男受取人の生命保険に加入しておけば、代償分割での争族対策と納税対策は完璧ですよと説明し、大口の契約をとってくることでしょう。
基礎控除額の減額まで考えていくと、そもそもの課税価格をどうすべきか、どうもっていけるかが、大きなポイントなってくるような気がします。
争族対策の生命保険の加入や節税対策の貸家建築は、相続対策の手段であって、対策の方法は手段のまえに遺産分割や納税対策や節税対策等を総括的に分析して行っていくべきでしょう。
相続対策の方法を考えることが重要であって、その手段は方法さえ決まってくれば自ずと答えは導き出されます。
これからは、相続対策の方法を真剣に提案してくれる人、もしくは提案できる人が信用を勝ち得ることでしょう・・・
日本相続士協会は、身近にかつお気軽に相続の相談ができる、そして相続対策の方法を真剣にご提案させていただけるスキル向上のお手伝いをその目的としており、資格試験制度をこの7月から開始しました。
第一回目の試験は7月21日(日)で申し込みは定員に達し、次回は9月の試験となります。
資格試験の他にも、定期的に相続士養成スクールも開講しています。
詳しくはHP 【http://www.souzokushi.or.jp/】をご覧ください。
この2日間の熱気を感じるにつれ、『相続士』の仲間が1人でも多く増えることが必要だなと感じました・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索)
私が理事を務めている『日本相続士協会』でブースを出展させていただきましたので、無料相談と相続士資格の案内を配布させていただきました。
メインのセミナーが初日が伊藤元重東京大学教授、二日目が竹中平蔵慶応大学教授であったことや、主催者が日本経済新聞社ということもあり、多くの参加者の方で賑わった二日間となりました。
メインのセミナー以外でも、相続業界では署名な方達のセミナーもありましたので、終日、コンスタントに参加者の方が訪れていました。
あの賑わいぶりを見ますと、やはり、相続に関する皆さんの関心は高まっていると感じました。
2年後の相続税の基礎控除額の減額が、やはり気になっているのでしょう。
今のうちに、何か、対策を打っておいた方がいいのか、否か・・・
相続税は、かかってくるのか、否か・・・
子どもたちに財産はどうやって、分けてあげようか・・・
遺言は書こうか、否か・・・
等々、何をどうしていいのか、何から手をつけた方がいいのか・・・
考えあぐねているようです。
誰に相談すればいいのか・・・
税金がかかるのか否か・・・税理士の先生に相談するのは敷居が高すぎるし・・・
遺産分割についてアドバイスが欲しい・・・弁護士の先生に相談するほどでもないし、行政書士の先生は相続の専門家というわけでもないし・・・
納税資金対策で保険の営業の方に相談すると、強引に奨めてくるし・・・
納税資金対策で手持ちの不動産の売却を不動産会社の方に相談すると、一番条件のいい
土地を今すぐ現金で買いますと手付金をいきなりテーブルの上に差し出されるし・・・
本当は、条件の劣るものから捌いて欲しいのに・・・
等々、相続は遺産分割、納税、節税がその対策のメインとなりますが、これらの全てを、まとめて、相談に乗ってくれる人は意外に少ないものです。
大手生命保険会社の販売員向けの相続の勉強会に出席しましたが、肝心の相続税の課税価格の計算方法(主には土地の相続税評価額の計算)には触れませんでした。
いかにして、相続のための終身保険に誘導すべきかの内容が多かったような記憶です。
メインの不動産は長男に、そして手持ちの金融資産で長男受取人の生命保険に加入して、その保険金で他の兄弟に代償分割しましょう等々・・・
それは、それでいいのですが・・・
代償分割に必要な金額は、本来、相続税の課税価格をきちんと押さえる必要があります。
これから、土地の評価額を下げられるものは下げていく工夫をする(用途区分等)提案や余りにも立地条件の劣る不動産は近所の人に買ってもらえないか等の提案もしながら、最終的に加入すべき保険金額も見ていくべきでしょう。
営業の上手な人は、わかりやすく、優しい口調で、不動産をご長男に遺す遺言を書かれてご長男受取人の生命保険に加入しておけば、代償分割での争族対策と納税対策は完璧ですよと説明し、大口の契約をとってくることでしょう。
基礎控除額の減額まで考えていくと、そもそもの課税価格をどうすべきか、どうもっていけるかが、大きなポイントなってくるような気がします。
争族対策の生命保険の加入や節税対策の貸家建築は、相続対策の手段であって、対策の方法は手段のまえに遺産分割や納税対策や節税対策等を総括的に分析して行っていくべきでしょう。
相続対策の方法を考えることが重要であって、その手段は方法さえ決まってくれば自ずと答えは導き出されます。
これからは、相続対策の方法を真剣に提案してくれる人、もしくは提案できる人が信用を勝ち得ることでしょう・・・
日本相続士協会は、身近にかつお気軽に相続の相談ができる、そして相続対策の方法を真剣にご提案させていただけるスキル向上のお手伝いをその目的としており、資格試験制度をこの7月から開始しました。
第一回目の試験は7月21日(日)で申し込みは定員に達し、次回は9月の試験となります。
資格試験の他にも、定期的に相続士養成スクールも開講しています。
詳しくはHP 【http://www.souzokushi.or.jp/】をご覧ください。
この2日間の熱気を感じるにつれ、『相続士』の仲間が1人でも多く増えることが必要だなと感じました・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索)
終活問題と終の棲家・・・
自宅併用賃貸住宅を建てる時には小規模宅地等の特例に注意!!
財産承継対策に不可欠な不動産相場の将来予測の難しさ・・・
相続対策の生前贈与のここ(定期贈与)に注意④・・・
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Posted by 荒木財産FP at 15:55│Comments(0)│FPのひとり言・・・
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