2013年11月24日
エンディングノートの備え・・・
エンディングノートという言葉を、最近は当たり前のように耳にするようになりました・・・
私が、初めてエンディングノートといったような言葉を耳にしたのは今から5年ほど前の事でしょうか・・・
ある出版社が売り出した相続に関連する書籍のなかに綴られていました。
エンディングノートとは・・・
その時は、その言葉を始めて耳にし・・・
何のために、このノートを準備するのか・・・
遺言書の様に法的効力は無いのに・・・と、当時は懐疑的な眼差しで遠目で様子をうかがうような感じでながめているという状況でした。
日が連れ、時の流れとともに、ますます、エンディングノートという単語を見かけるようになり、そして目にするようになりました。
自分の思いを、今まで一緒に生きて来た家族にその想いと感謝の言葉を遺しておく・・・
とても、大事なことでしょう・・・でも、何か照れくさくてペンが進まないといったことが実際は多いようです・・・
妻に感謝の言葉・・・自分の場合、とても53歳のいまでは欠く気持ちにはなれません・・・よくて、先行きが見え始めた頃かなと思いますが・・・もしかしたら、その時は字も書けない状態になっているかもしれない・・・
そして、何といっても人間はいつ、死ぬかも知れない・・・
突然の死に何も書き記したものを遺していなかったら、家族に自分の思いを伝えることのできる術はなくなります。
感謝の気持ちということではなく、自分に万が一があった時には、こうして欲しい、ああして欲しい、誰それに連絡してほしい・・・等々、を早々に書き残しておくことは必要でしょう・・・
その折に、家族への想いなどもそっと書き記しておいたほうがよいのでしょう・・・
年齢を重ねて、万が一の時の希望や想いが異なって来た時には、書き換えればいいだけのことです。
そうやって、考えると法的効力のない自分の想いを書いているただのメモノートですから鉛筆で書いておいても宜しいかも知れません。
希望や感謝や想い等を書きつつ、自分の財産・・・何があるのか、どこに保管しているのか、債務は誰にどれだけあるのか、保証人になっていれば誰にいくら・・・等々も書き遺しておくと遺されたご家族の負担が軽減されます。
会計事務所に在職していたころに相続税の申告を何件か担当しました・・・
最初にすべきこと・・・相続人の確定(婚外子がいる場合で所在不明の場合には住所の確認から進めます)のための戸籍の取得・・・
そして、相続財産の棚卸です・・・
預貯金は銀行通帳を確認し・・・公共料金の引き落とし銀行やローンを利用している銀行、給与の銀行等の口座は難なく把握することができるでしょう・・・しかし、ネット銀行は書き遺しておいておかなければその把握は難しいこととなるでしょう・・・
不動産はどうでしょう・・・不動産は固定資産税評価額の名寄帳を取り寄せればその把握は容易に行えるでしょう・・・
生命保険は加入している保険の会社や種類、金額と保険証券の保管場所を明確にしておけば安心でしょう・・・
株や投資信託も同様に明確にしておけばよいでしょう・・・
貸付金、特に友人等への貸付金等が有るときは、念のために書き記しておけば安心です・・・
債務は、誰にどれだけ・・・そして、遺されたご家族が、なかなか把握ができないのが保証債務、いわゆる保証人になっているか否かの情報です。
保証人になっていた場合、その保証先や金額によっては限定承認の手続を考えた方がいい場合もあるでしょう・・・
このように、財産を明記しておけば、万が一の時に急に遺されたご家族はその悲しみにくれているなかでの相続財産の把握に窮することの負担は減少していくでしょう・・・
そして、財産を書き記したら、誰にどう分けてあげるか・・・
これは、時の経過とともに子どもの生活も変化していくので、50代、60代では、決めきれるものではないでしょう・・・
しかし、万が一の時は、突然やってくる時があります・・・
その時々の自分の気持ちに正直に・・・どうしてほしい等の気持ちを書き記しておけばよろしいかと思います・・・
大事なのは・・・
自分の気持ちを遺しておくことでしょう・・・
どうして欲しかったのか・・・と遺された家族が悩むこともないでしょうし・・・
本当に知らせて欲しい人に知らせてももらえます・・・
エンデイングノート・・・書けるところを自分の気持ちのまま、少しずつ書いておけば宜しのではないでしょうか・・・
もっとも、エンディングノートに限らずに遺言書の作成の場合もそうですが、不動産については、きちんとした現状分析はした方がよろしいでしょう・・・
10年、20年、30年・・・と時の経過により不動産の価値が大きく変わることは大いにあり得ます・・・
昔は、住宅地として人気の土地だったが、鉄道の開通により駅前の造成地に人気が取られてしまった・・・等
現状の不動産の人気や価値、金額等の評価や将来性の調査はしておくべきでしょう・・・
そして、子供間で、相続のあと、後々にわたって不公平感を感じることのない分割にしたいものです・・・
争う相続とならないためにも、エンディングノート、そして必要なときは遺言書の作成を検討したいものです・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索
私が、初めてエンディングノートといったような言葉を耳にしたのは今から5年ほど前の事でしょうか・・・
ある出版社が売り出した相続に関連する書籍のなかに綴られていました。
エンディングノートとは・・・
その時は、その言葉を始めて耳にし・・・
何のために、このノートを準備するのか・・・
遺言書の様に法的効力は無いのに・・・と、当時は懐疑的な眼差しで遠目で様子をうかがうような感じでながめているという状況でした。
日が連れ、時の流れとともに、ますます、エンディングノートという単語を見かけるようになり、そして目にするようになりました。
自分の思いを、今まで一緒に生きて来た家族にその想いと感謝の言葉を遺しておく・・・
とても、大事なことでしょう・・・でも、何か照れくさくてペンが進まないといったことが実際は多いようです・・・
妻に感謝の言葉・・・自分の場合、とても53歳のいまでは欠く気持ちにはなれません・・・よくて、先行きが見え始めた頃かなと思いますが・・・もしかしたら、その時は字も書けない状態になっているかもしれない・・・
そして、何といっても人間はいつ、死ぬかも知れない・・・
突然の死に何も書き記したものを遺していなかったら、家族に自分の思いを伝えることのできる術はなくなります。
感謝の気持ちということではなく、自分に万が一があった時には、こうして欲しい、ああして欲しい、誰それに連絡してほしい・・・等々、を早々に書き残しておくことは必要でしょう・・・
その折に、家族への想いなどもそっと書き記しておいたほうがよいのでしょう・・・
年齢を重ねて、万が一の時の希望や想いが異なって来た時には、書き換えればいいだけのことです。
そうやって、考えると法的効力のない自分の想いを書いているただのメモノートですから鉛筆で書いておいても宜しいかも知れません。
希望や感謝や想い等を書きつつ、自分の財産・・・何があるのか、どこに保管しているのか、債務は誰にどれだけあるのか、保証人になっていれば誰にいくら・・・等々も書き遺しておくと遺されたご家族の負担が軽減されます。
会計事務所に在職していたころに相続税の申告を何件か担当しました・・・
最初にすべきこと・・・相続人の確定(婚外子がいる場合で所在不明の場合には住所の確認から進めます)のための戸籍の取得・・・
そして、相続財産の棚卸です・・・
預貯金は銀行通帳を確認し・・・公共料金の引き落とし銀行やローンを利用している銀行、給与の銀行等の口座は難なく把握することができるでしょう・・・しかし、ネット銀行は書き遺しておいておかなければその把握は難しいこととなるでしょう・・・
不動産はどうでしょう・・・不動産は固定資産税評価額の名寄帳を取り寄せればその把握は容易に行えるでしょう・・・
生命保険は加入している保険の会社や種類、金額と保険証券の保管場所を明確にしておけば安心でしょう・・・
株や投資信託も同様に明確にしておけばよいでしょう・・・
貸付金、特に友人等への貸付金等が有るときは、念のために書き記しておけば安心です・・・
債務は、誰にどれだけ・・・そして、遺されたご家族が、なかなか把握ができないのが保証債務、いわゆる保証人になっているか否かの情報です。
保証人になっていた場合、その保証先や金額によっては限定承認の手続を考えた方がいい場合もあるでしょう・・・
このように、財産を明記しておけば、万が一の時に急に遺されたご家族はその悲しみにくれているなかでの相続財産の把握に窮することの負担は減少していくでしょう・・・
そして、財産を書き記したら、誰にどう分けてあげるか・・・
これは、時の経過とともに子どもの生活も変化していくので、50代、60代では、決めきれるものではないでしょう・・・
しかし、万が一の時は、突然やってくる時があります・・・
その時々の自分の気持ちに正直に・・・どうしてほしい等の気持ちを書き記しておけばよろしいかと思います・・・
大事なのは・・・
自分の気持ちを遺しておくことでしょう・・・
どうして欲しかったのか・・・と遺された家族が悩むこともないでしょうし・・・
本当に知らせて欲しい人に知らせてももらえます・・・
エンデイングノート・・・書けるところを自分の気持ちのまま、少しずつ書いておけば宜しのではないでしょうか・・・
もっとも、エンディングノートに限らずに遺言書の作成の場合もそうですが、不動産については、きちんとした現状分析はした方がよろしいでしょう・・・
10年、20年、30年・・・と時の経過により不動産の価値が大きく変わることは大いにあり得ます・・・
昔は、住宅地として人気の土地だったが、鉄道の開通により駅前の造成地に人気が取られてしまった・・・等
現状の不動産の人気や価値、金額等の評価や将来性の調査はしておくべきでしょう・・・
そして、子供間で、相続のあと、後々にわたって不公平感を感じることのない分割にしたいものです・・・
争う相続とならないためにも、エンディングノート、そして必要なときは遺言書の作成を検討したいものです・・・
荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。
ご相談希望のかたは、まずは、メールか電話でご連絡ください。
初回は、無料で、ご相談内容の概要をお聞かせいただきます。
無料相談後に、その後のご相談内容やご提案内容、お見積金額についてお話させていただきます。
その業務内容とお見積金額でご検討いただき、ご納得いただけましたら業務委託契約書を締結させていただきます。
業務委託契約後締結前に、費用は発生しませんので、ご安心ください。
相続支援業務につきましては、『相続支援ネット』に所属し『つくばエリア』を担当しています。
『相続支援ネット』とは相続の各専門家(税理士、司法書士、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、建築士)とコワーク(協働)を組み、お客様が的確な相続を実現するためのアドバイスと支援をご提供する相続専門家集団です。
なお、生命保険コンサルティングにつきましては、『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービシーズ』に生命保険募集人として所属しています。
『FPアソシエツ&ファイナンシャルサービーシーズ』は、FPとしての視点で、事業承継継対策や財務体質改善、相続対策、ライフプランにおける保険の見直し等、あらゆる問題解決のための保険活用のご提案をさせていただいております。
そのFPの視点の経験を活かした生命保険活用のコンサルティングをご提供させていただきます。
電話:029-851-6334 メール:info@arakifp.com HP:http://www.arakifp.com/(相続支援あらき検索
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Posted by 荒木財産FP at 17:31│Comments(0)│FPのひとり言・・・
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